玩栗犬と、ブラックコスチュームスパイダーマン・クラシックス

トイビズ社製ブラックコスチュームスパイディ！よーく動くわよ！
正式名称「トイビズ スパイダーマンクラシックス・スパイダーマン
　　　　　ブラックコスチューム」発売日不明。

トイビズ社の名作スパイダーマン フィギュアシリーズ。
フル可動フィギュアとディスプレイ台座、32ページの復刻コミック付属。


何だかんだいってフィギュア・ホビーに関してはまだまだ
後進地域の我が愛媛。
バンダイ系商品ならともかくfigmaやねんどろいどなんかは発売日に
手に入れるなんて事はかなり難しく、あまりなじみのないメーカーの
商品ならそもそも入荷しない、てのもザラ。
その一方、都会では滅多にお目にかかれないお宝が
何故か転がってたりする不思議な土地でもあるのです。



てな訳で、某中古屋に未開封安価で売ってたコチラ
トイビズ社のスパイディフィギュア黎明期の名作「クラシックシリーズ」
よりブラックコスチュームをご紹介！



まずは全身。いつものねんどろ赤城さんは約10センチ。



前面。「ブラックコスチューム スパイダーマン」とは、スパイダーマンが
とある惑星で手に入れた、自分の意志で自在に姿を変える事ができる
奇妙なコスチュームを身にまとった姿。



背面。しかしその正体は危険な寄生生命体「シンビオート」だった。
スパイダーマンはコスチュームを廃棄、それは後の「ヴェノム」と化す。
その後しばらく（ワテクシの知る範囲では）このコスチュームを
着る事は無かったが、
「シビルウォー事件」で、とある理由によりコスチュームを失った
スパイダーマンは一時期この「ブラックコスチューム（見た目だけで
能力は無し）」を着用して活動していた。



上半身アップ。
お目メとか胸の蜘蛛マークは特にモールドも無く、表面に
プリント、塗装されてるだけです。
何処かで聞いたんですけど、このボディはスパイディ以外にも
流用されてる汎用素体なんだそうよ。



お背中アップ。
例えばワテクシの所持してる「クラシック版スカーレットスパイダー」は
この素体の成型色とお顔のプリントだけ変えて、布製のコスチュームを
着せた物だし、「クラシック版スパイダーマン2099」もマント以外は
この素体にプリントした物だったわ。



直立させとくと上向き過ぎるお顔。こういう前屈み姿勢だと
丁度良くなるように作られてます。
「顔と首動かせばいいじゃん」と思われる方もいるかと思いますが・・・
実はロクに動かないんだなコレが。



首とお顔に可動個所が仕込まれてるハズなのに、可動域が極端に狭くて
アゴも引けなきゃ反りかえることもできないの。回転するだけ。
癒着してる様子も無く、他の素体流用フィギュアもイマイチ動かないんで
仕様かと思われますわよ。



腕の可動について。肘の関節が２箇所可動するタイプに手首の回転と
かなり頑張ってますケド、二の腕の回転可動が無いのが残念。
手首は平手の中指2本が可動して「ウェブシュートポーズ」がとれます。
もっともこのコスチューム時は手の甲からウェブ出すんだけどね。



一方脚は膝の2箇所可動に腿と脛の回転可動、おまけにつま先まで動く。
よーく動いてポージング漲るわよ～♡



跳んで～



跳んで～と



しゃがむポーズもイケます♪



支えが必要ですケドここまでイケますよ。最近のフィギュアでも
ここまでしゃがめるフィギュアはそうないハズよ。

ここからトイビズ社製スパイディフィギュアは更なる進化を遂げ、
サム・ライミ監督の劇場版「２」公開時には
6インチなのにとんでもない可動箇所でガシガシ動かしても滅多に壊れない
遊びやすいフィギュアが安価に何処でも手に入るという、
スパイディフィギュア天国トイビズさんありがとう時代が訪れたのです♡

「３」公開で発売元がハズブロ社に変更になった時に
地獄に叩き落されましたケド。






付属品としてこちらの台座がついてます。
なんか可愛いシンビオートがにゅっと出てるわ。



台座から出てるダボを足裏に刺して立たせて良し。
別部品のジョイントをシンビオート近くの穴に刺して
ジョイント先でスパイディを固定し壁に引っ掛けるも良し。
（台座裏に壁に打った釘とかに引っ掛ける穴が開いてます。）



付属品と言えばこちらもどうぞ♪
復刻版のコミックも付いてきます！こりゃうれしい！



内容は各フィギュアにあわせたエピソードの物になってます。
あ、アメスパに登場した「リザード」ことコナー博士が出てるわね。



コミックには広告ページもあり。このクラシックシリーズの
他のラインナップも紹介されてる。
ヴェノムとマンスパイダー持ってないのよね。どっかで探さないと。

あとチョコだのお菓子だのの広告も載ってますが、
アメコミのああいう広告って、スゴイインパクトあるの多いわよね！



同じ素体の良く動くスパイディ集合！
写真左からスパイダーマン、クラシックスパイダーマン、
そしてブラックコスチューム。
ブラック以外のスパイディはコスチュームにモールドあり。



お目メの大きいスパイディが2人いますが、片方がコミック付きで
片方はコミック無しのでした（海賊版ではない、ハズ。）

この素体のスパイディ他には、前述のスカーレット、2099の他に
ダメージ版スパイディ（マスクやコスチュームが破れてる）てのがあります。
今回のブラックコスチュームでコンプできたって事になるのかな？



ついでに海外トイのスパイディ大集合！勝手に「スパイダーバース」ごっこ！
機会あればこちらも紹介したいわね♪



ブラック「・・・今思ったけど、僕一人位家に帰っても問題ないよね？」

以上、「ブラックコスチュームスパイダーマン・クラシックス」でした！
古いフイギュアながら、可動は現在の物にも引けを取らない
良いスパイディフィギュアですよ♡

それにしてもブリスターに入れっぱなしでもベトつかず、
たいして劣化もしてないこの頑丈さはすごいわよね。
材質の違いでしょうけど、国内製品にももうちょっと
頑張って欲しい所よね・・・
（いつの間にかヒビが入ったり腕が落ちてる超合金魂を見ながら）。




※スパイディ新作フィギュアと言えば「名将 MANGA REALIZATION 」で
　和風アーマード化「侍スパイダーマン 」！そういうのもあるのか！
　いっそのこと布地部分も青色にしたらどうかとか、ずーっと見てると
　お口の上あたりが「でっかい鼻」に見えてきてイヤーンとか色々あるけど
　とりあえず買ってみなくちゃ始まらない！かも！8月末発売！！
　



以上、おしまい！

　　　　　「ブラック スパイダーマン」 おもちゃ・ホビー関連商品

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タグ：トイビズ ブラックコスチューム スパイダーマン